糖尿病とは、からだが炭水化物などの食物を正しく代謝できない病気のことです。原因はインスリンの不足です。インスリンはすい臓で作られ、からだの主な燃料であるブドウ糖(血糖)やその他の食物をエネルギーに変換するのに必要なホルモンです。
小児糖尿病またはインスリン依存型糖尿病ともよばれるⅠ型糖尿病は、すい臓がインスリンを作らなくなる病気です。このため、血液内にブドウ糖が蓄積され、血管、神経、腎臓、その他の臓器に障害をおこします。また、ブドウ糖は尿に混ざってあふれ出ていきます。
糖尿病の原因
糖尿病は、いくつかの要因が重なって発症します。まず遺伝的な要因があります。また、ウイルスやその他の環境要因が、異常な免疫反応を引きおこす結果、インスリンを生成する細胞が破壊されるのではと考えられています。
診断および治療
糖尿病は血糖検査を基に診断されます。I型糖尿病の人はインスリン注射を毎日打つことが必要です。また、食事療法、定期的な運動、血糖値の慎重な自己測定も、重要な治療法です。
自分自身でできることは?
糖尿病の効果的な治療に欠かせないのは自己管理です。糖尿病患者が守るべき重要点を以下に挙げます。
- 毎日インスリン注射を打つ。またはインスリンポンプを使う。
- バランスのとれた食事を規則正しくとる。
- 低脂肪で、でんぷんと繊維質に富んだ食事をとり、血糖値とコレステロール値を抑える。
- 定期的に運動する。
- 簡単なモニター装置を使って家庭で血糖値を測る。