骨がもろくなり骨折しやすくなる「骨粗しょう症」は、加齢とともに発症しやすく、閉経後の女性に多く見られます。
骨粗しょう症は、全身の骨が徐々にもろくなるので、自覚しにくい病気です。骨の密度が低下して、スカスカになり、ちょっとした動作で骨折したり、少し力が加わっただけでも、脊椎がつぶれる「圧迫骨折」を起こしやすくなります。
予防法
大切なのは必要な栄養素を摂る食事と、適度な運動。運動が大切なのは、からだを動かして骨に適度な負荷をかけると、骨の細胞が情報を伝達し合い「骨芽細胞に働きかけて骨を増やそう」と作用するためです。
注意したい生活習慣
小食や偏食では、骨をつくるのに必要な栄養素も不足しがちなので、ダイエットのしすぎは禁物です。また、カルシウムの吸収を助ける働きのあるビタミンDは、日光に当たることで体内で合成されます。室内に閉じこもってばかりの生活は避けましょう。さらに、タバコ、アルコール、コーヒーを常飲している人は要注意。喫煙は血流をわるくするため、カルシウムの吸収を妨げます。アルコールやコーヒーは利尿作用があるため、過度の摂取はカルシウムを体外に排出します。いずれも、控えにすることが大切です。